元気でね

先日、若い男性社員の方が職場を退職されました。
退職される方へのお花とかの用意が抜け落ちていることが退職される日の午後に分かり、私がお花屋さんに買いに走ったりしてばたばたしたのですが、無事にお別れの挨拶とお花を渡せて、彼は会社を去っていきました。

彼が帰る間際、私のところに立ち寄ってくれて、
「仕事の係の担当、ももなーるさんから外したかったんですけど、すいませんでした」
と声をかけてくれました。彼と私は職場である仕事の担当になっていて、彼が職場にそのまま残った場合、私がその担当から外れて、彼がひとりでその仕事を担当することになる予定だったのですが、彼の退職により、私はそのまま担当として残ることになったのです。
いやー、大丈夫やでーありがとう。げんきでねー。
と言って彼と別れたのですが、別れた後で、

あー、私が忙しいの気をつかってくれたんだー……。

とか思ってたら、

(´;ω;`)ブワッ

わー、私の事気遣ってくれてたんだー!

実は、私は勝手に彼のことが少し苦手だったのです。というのは、かつての職場でものすごく怖かった男性社員と同じ雰囲気を感じていたからです。
怖かった男性社員から私は憎しみのようなものを感じていて、というのは、私の仕事のやり方がいろいろよくなくて、彼のお客さんにまずい仕事のやり方をしたからなのですが、でも私の仕事のやり方がよくなかったのは、ほかの女性社員とトラブルになっていたからで、でも仕事のやり方っていうのは要するに私そのものでもあるわけで、でも、でも、と、たくさんのなかったことにしてしまいたい封印してしまいたい思いでがわーっと出てくる感じで、そのおどおどした私とかいいこちゃんな私が目障りなんじゃないか、いつかぼろくそに言われるんじゃないかと、勝手に私は退職した彼に対して思い込んでいたのです。

いろいろ申し訳なくて、気遣ってくれていたのがうれしくて、また(´;ω;`)ブワッ

 

ありがとう。元気でねー。