マッドマックスみた

映画「マッドマックス」を見てきました。

映画館を出て、街を見た人が「平和ってええな」と言っていましたが、私も同じく「平和ってええなぁ」とつぶやきました。車が爆走せずに安全運転してる・車がトゲトゲの形をしていない・車が炎を噴いていない・ドラムがドコドコと鳴る車上で半宙釣りのギタリストが炎を噴くギターをかき鳴らしていない……。

見終わったら「ヒャッハー!」なハイ気分になるかと思っておりましたが、映像の情報量がすごく多かったのと、8割近くの時間が、爆走トレーラーでカーチェイスなので、終わったらふらふらでした。3Dで見たからなおさらかもしれない。これで、座席が揺れまくる4D映画館だったらふらっふらで立てなかったでしょう。

フェミニズムとくっつけて観た方もいらっしゃるようですが、なにもかもそっちでくっつけるとつまんないとおもいます。単純に、あの砂漠の世界に現れたワイブズは美しく(服の布地がやわらかくてひらひらしてて天女のようだった。そして罵倒とともに捨てられた鉄の貞操帯でもとの世界にひきもどされました)、フュリオサは凛々しかった。

帰宅してネットで調べたら、ジョージ・ミラー監督が70歳って知って目玉飛び出る驚きでした。70歳でこのハイテンション映画……!すげー。