妖怪アンテナを鈍くしろ

数か月前に会社の組織のちょっとした変更がありまして、とある部署の仕事を私が受け持つことになりました。

社の仕事の効率とか考えると、どう考えても常識的に私が引き受けることが適任であると思い、また組織の変更で振り回されている人のバタバタの姿を見ることをつらく感じ、私が引き受ければその問題が解決することになるとおもったので、文句を言わずにやっていました。が、まあいろいろありまして、実は私は最初っからその仕事を引き受けることに文句があったことに気づきました。なんで私がやらんといかんのか本当は納得がいってなかったのです。(ここまで書くとどんな大きな仕事かと思われそうですが、仕事の内容的にはすごく細々した仕事です)しかし、そうはいっても大人としては業務を遂行すべき。納得すべき。しかしやりたくない。納得したくない。

この、私の中の「納得シロ!様」と「納得スンナ!様」の戦いが激しさを増し、会社の中でなんか出来事が起こるたび、わたしのシロ様とスンナ様からのメッセージを私のアンテナがキャッチして、大変エマージェンシーな状況になってきました。って、すいません意味わからないですね。具体的にいうと、引き受けた仕事に対して、もとの部署の人から指図のような言葉を暗に言われたりすると、後でトイレとかで泣いてしまうということです。指図についてはつまらないものであればあるほど効果絶大で、しかもそこから、相手の持つ自分を守るためのプライドめいたものを私が感じ取ってしまうと最強です。

このまま進むと人前で泣く!今日は、人の沢山いる食堂でお昼御飯中にじわっと涙が出てきた!

いつもだったら「ああ、わたし病気になってきてる!」と錯乱するのですが、今日は元気だったのか、社内に起こるすべての出来事でなく、特定の状況下で起こりやすいのだ、ということに思い至りました。思い至りましたので、このように考察を書いております。

私のアンテナが妖怪アンテナと化してしまっているので、ちょいと感度を鈍くする必要があります。そして鈍くする理由が何のためか、もう少し突っ込んで考えておく必要がありますな。