おたくの私

最近は普通に知り合った方にも告白するようになってきましたが、わたくしはおたくです。(昔は隠そうとしていましたが、ここ最近はちょっと考え方を変えました)

ここ3,4年ほどは、おたくである私は活躍しておりませんが、わりと筋金いりです。小学校3,4年のころに知った「聖闘士聖矢」という漫画がきっかけで、その漫画があんまりにもおもしろくて、毎週のジャンプが楽しみで楽しみで、アニメ化されると、そのアニメが本当に毎週毎週楽しみで、翌週以降のアニメの展開が気になってアニメ雑誌を買うようになり、その中でファンが漫画のキャラクターでお話を書いて本にする同人誌という存在を知ることになり、という形でおたくになっていきました。空想してお話を作ったりすることはもっと小さかったころから好きだったので、小学校3,4年からいきなりそうなったわけでなく、本当に筋金で、手段が得られただけなんだと思います。

誰に教えてもらったわけでなく、自分で情報を集めました。ただただ好きだったので、知ることが本当に楽しかったです。ペンとインクを使ってどうやって漫画を描いて本を作るのかとか、どこで同人誌買えるのかとか、ひたすらワクワクしてました。「小学生で同人誌の即売会に行くのはよくないだろうから、行くなら中学生になってからだ!」とか自分でルール決めてたりして、面白い小学生でした。

小学生の卒業間際あたりで、友達とお金を出し合って、漫画の原稿を印刷所にお願いして冊子にしてもらったり、中学生の頃、当時発売されていたファンタジーゲームを題材にした小説を書いて(ワープロなんて高価なもの持ってないので当然読みにくい手書きのまま!)コピーをとって冊子を作って、所属していたファンタジー同好会の会長さんに「読んでください!」って送ってみたり、今考えると火を噴きそうなくらい恥ずかしいこともしたりしながら、今に至ります。

おたくって卒業するとかしないとかいうものではなく、生まれついてのものだ、という言葉もありますので、おそらく『やや休眠ぎみ』とか『とっても大活躍』とかしながら、昔ほどのスピードでなく、ぼちぼちと、おたくの私と歩いていくんじゃなかろうかと思っています。(おたく活動には私のいろいろなワクワクポイントが詰まっておることに改めて気づきました)