体が意思をつつむ

S.I.のポスト10の1回目を終えて、木曜日まで発見が続いて金曜日あたりで自分の癖に戻り始めて、体が「おまえの癖によってぎゅーぎゅー伸ばされてぎゅーぎゅー縮められて痛ーい!」と言い始めました。最初の10回シリーズもこんな感じだったので、とても懐かしい感じです。

「座るときにおしりの後ろと下腹部を伸ばして」とS.I.の最初の10回の1回目から寛先生にずっと教えていただいていたのですが、伸ばすということが「どこの部分を伸ばすことで、それをすることがどういう感じなのか」ということを感じられずにいて、ただなんとなくやっていたのですが、今週ようやくそのしっぽみたいなのをつかんだ気がします。

おしりの後ろと下腹部を伸ばすと、恍惚といっていいほどの安定を感じました。下腹部に、どれだけ息を吹き込んでも限界の無い、膨らみ続ける風船みたいなのがあることを感じました。

私の体というものは、もともとの形として私を守り私を包み込むようにできているのだと思いました。私は自分の体は自分を制限するものだとどこかで思っていたみたいで、意思という人が体という馬に乗って、意思が鞭で体をしばきながら走らせていた感じだったんだなぁと改めて思いました。