ゆめのはなし

先日、不思議な夢を見ました。

夢の中で、私は退職した会社で同僚だった女性たち3人と話をしていました。先日の「お菓子の思い出 」で書いた女性たちです。退職して何年も何年もたっているのに、たった数日離れてただけみたいな記憶の鮮やかさで、彼女たちの顔も名前もまったくぼやけていませんでした。

そして、私が衝突した女性とも私は普通に話をしていました。彼女は私と離れていた数年の間に車の免許を取ったそうで、私は彼女の運転する車の後部座席に乗せてもらい、私たちはドライブをしました。

私は、退職した会社になぜかもう一度勤めることになっていて、でも私は密かに3か月後には辞めると決意していて、「3か月後、どうやって辞めるって言おうかなぁ」とぼんやり考えていました。

一緒に勤めていたころの彼女はかなり乱暴な人だったのですが、車の運転はとてもスムーズで乗っていて不安になることはなく、安定してました。

雨が降る霞のかかった山の中や、夕暮れの藤色に染まった高速道路を走りながら、離れている間彼女は車の運転をできるようになったんだなぁ、と私は思い、車の運転ができるっていいなぁ、私も完全にペーパードライバー化してしまう前に運転の練習をしておけばよかったなぁと思っていました。

目が覚めた後、不快感も不安感もなく、ただ、普通に目が覚めたことに驚きました。


夢は夢でしかないですし、お手軽にスピリチュアルな話にもっていくのも好きではないですが、私がどうしてあんなにトラブルになった相手が怖かったのか、私が彼女に何を見ていたのか、私の中で一応の理解をした今、その彼女の運転する車に乗せてもらってドライブする、というストーリーはなかなか面白かったです。