週末の音楽


Foo Fighters - Times Like These - YouTube

私の中では勝手に「おうちに帰ろうソング」と命名しております、フーファイターズの曲です。

彼らのドキュメンタリー映画「バック・アンド・フォース」にこの曲を録音する過程については詳しく述べられていますが、バンドのあり方をめぐって激しい衝突を(主にボーカルのデイブ・グロールとドラムのテイラー・ホーキンスとの間で)やった後、このライブが終わったらバンドをやめる!とテイラーが言ってデイブもそれを了解してパフォーマンスしたコーチェラのライブが素晴らしく良くて、結局解散話はなくなり、さらにすでに録音していた新アルバムの録音をもういっかいやりなおす……ということがあり、その中でできた曲です。

(このすったもんだの大喧嘩はデイブもテイラーも大変に子供じみた部分が出ていてすごい面白いです)

さて、どうしてこの曲の記事を書くことになったのかといいますと、カレー屋さんでカレーを食べていたら、店長さんの携帯がなり、その携帯の着メロがこの曲だったということがあったのです。

音が鳴った途端に

( ゚д゚ ) ガタッ

でした。びっくりした! そしておもわずお会計時に「あの、さっきの着信音はひょっとして……!」と話しかけてしまってました。こういう話しかけ方って生まれ初めてで、本当にドキドキしながらだったのですが、話したい!という勢いっていろいろ乗り越えられますね……。で、2年ほど前にあった来日直前(本当に直前だったんですよ!!)の全公演中止決定によりチケットの払い戻しを行った時の悲しみを店長さんに語って、「いやでもあの時本当に声がだめだったみたいですよ」と教えていただいて帰りました。

面白い流れだなぁと思ったのは、ちょうどその日に実家に帰ることを決めて両親にそのことを話した帰り道にカレー屋さんに立ち寄ったということでした。

ああ、この曲をここで聴くかぁって感じでした。
私が家を出た理由は喧嘩でもなんでもなかったのですが、帰る場所に帰るというこの曲の印象が、すごいタイミングではまっていて、こういうことってあるんだなぁと思いました。