竜のかわいい七つの子
最近読んだ漫画で、大好きになった漫画の紹介です。
九井諒子さんの短編集で7作品を収録しています。
第3話の「わたしのかみさま」が特に良くて、主人公の雪枝ちゃんが中学受験のさなかにかみさまとであって、かみさまのお世話をする……というストーリーですが、雪枝ちゃんの「頑張ってもだめだったら全部無駄になっちゃうの?」「もし全部だめだったとしても私は私になれる?」というセリフに、ちょうどその時の私がいろいろ感じるところがあったこともあり、本当にぼろぼろ泣いてしまいました。(なんか、自分が疲れてた原因が、雪枝ちゃんの言ったセリフでわかったっていうか、あー、だから疲れてたんだなぁみたいに思ったんですよ)かみさまの間抜けさがまたいいんですよ~。遠藤淑子さんの漫画が大好きなのですが、遠藤さんと共通するやさしさをとても感じます。