フェルデンクライス学習会(ATM)

ストラクチャラル・インテグレーション(S.I.)の6回目のワークを受ける前に、寛先生のフェルデンクライス学習会(Awareness Through Movement:動きをとおしての気づき)に参加しました。

先生の指示に従って動きを行って自分の体を観察してゆく、という内容で、先生の言葉の指示をもとに自分で動かしながらひたすら自分の体の感覚を感じる、という学習会です。

S.I.の1回目のワークを受ける前でしたら、1回目終了後の再現のごとく「キーッ!」となったかもしれませんが、今回は先生の言葉を聞きながら、「あー、体の観察ってこういう風にするのかー。床を鏡にするってこういうことかー」とぼんやり思っていました。今回のATMの動きが、1回目のワークで教えていただいた「背骨を鎖のように動かす」動きでとっかかりがあったことも良かったのかもしれません。正直感覚の差とか細かい変化はよくわかりませんでしたが、分からないままでも、お経や子守歌のような感覚で、先生の言葉をどっぷり体の中に染み込ませていたら、どうやって観察していくか無意識にできるようになって、いつか細かい変化も気づくようになるのかなぁと思いました。(学習会終了後に、フェルデンクライスはミルトン・エリクソンのやっていることを体でやろうとした、ということを教えていただいて、ああ、なるほどーっと納得しました)

動きを終えて、立った途端、自分の体の重みをすごく感じて(重いけど不愉快じゃない)、不思議だなぁと思っていたら、「重たくなりたかったんちゃうかな」と先生に言葉をいただいて、本当に面白いなぁと思いました。